my大腸ガン記録

定年してビルメンに再就職。必要な資格はビル管までとったし、娘も就職したので保険見直しのため大腸検診したらガンだった。ショック!

大腸がんステージⅢaがステージⅠになった!!!

病理検査の結果が出ましたので説明をしますと主治医が病室に

呼びに来た。ドキドキもんで嫁と娘と一緒に説明を受けた。

初めに主治医は、手術で取り出された私の腸の説明をした後、

リンパ転移はありませんでした。脈管浸襲もありません。と

言った。

驚いて私は「え、本当ですか!よかったあ!先生、それじゃ

ステージは?」「ステージはⅠです。」

これを聞いた娘と嫁が喜び「ありがとうございます。」と

大きな声で主治医にお礼を言った。

結局、盲腸の底の虫垂入り口付近にあったガンはカーブに位置

したせいか?下に伸びたガンは固有筋層を超えておらずCTで深達度

がSSとされてたところはMPだった。主治医は転移が全く起こら

ないと言うわけではないので検査は必要ですが、抗がん剤治療

必要はありませんと言った。

ステージⅡくらいで抗がん剤がいらないような所見がでればいい

とは、ちょっとは思ったが、本気でそんな甘いことがおきるとは

考えてもいなかった。必死で折れてしまわないよう覚悟を決めて

いたと言うのが本当だ。それだから驚いた。しみじみ嬉しかった。

その後手術日から数えて7日目に退院した。

そしてこれを書いている今日、小林麻央さんが亡くなった。

最後の言葉は「愛してる。」だったそうだ。

自分は、3人に1人が命を落とすところにいるんだと覚悟を決めて

いた状態から、はるかに安全な状態に恵まれた。

命のありがたみがしみじみ身にしみる。合掌。